親密さへの恐れ<8>

毎年ある狩猟クラブは、モンタナの丘陵地帯に出かけていた。メンバー達はストローを引いて、誰が料理の受け持ちになるかを決めた。さらに食事に文句をつけた者は、誰であれ自動的に運の悪い料理人と交替することにも同意した。2,3日経っても、誰も敢えて正直に発言する危険を冒しそうにないことが分かって、サンダーソンはやけくその計画を実行に移すことに決めた。彼はオオツノ鹿のうんこをいくつか見つけて、その日の夜シチューにふた握り加えた。 


キャンプファイヤーの周りには、最初の2,3口でしかめっ面が並んだが、誰も何も言わなかった。そのうちに、ひとりのメンバーが突然沈黙を破った。「おい!」と彼は感極まって叫んだ。「こいつはオオツノ鹿の糞のような味がするな・・・だが、美味いぜ!」彼は文句を言っているのではない。事実、誉めている! 


あなたは非常に多くの顔を持っている。内側では、あなたはあることを考える。外側では、何か別のことを表現する。あなたは、ひとつの有機的な全体ではない。くつろいで、社会があなたの中に創り上げた分裂を壊すがいい。本気にしていることだけを言うがいい。あなた自身の自発性に従って行動するがいい。決して結果を思い煩ってはいけない。それは小さな生だ。ここと、その先の結果について考えることで、それを台無しにするべきではない。 


人は全面的に、強烈に、楽しく、誰でもそれが読めるような、まさに開かれた本のように生きるべきだ。もちろん、あなたは歴史の本に名前を残すことはないだろう。だが、歴史の本に名前を残すことにどんな意味がある?覚えておかれることを考えるよりは、生きるがいい。あなたは死んでいるのだ。 


何百万という人々が地上に生きて来た。が、私達は彼らの名前すら知らない。その単純な事実を受け容れるがいい。あなたはわずか2,3日ここにいて、そしていなくなってしまうということを。この2,3日は偽善で、恐怖の中で浪費されてはならない。これらの日々は、楽しまれるべきだ。未来については、誰も何も知らない。あなたの天国とあなたの地獄、そしてあなたの神は、まず間違いなく仮説だ。証明されていない。あなたの手の中にある唯一のものは、あなたの生だ・・・それを、出来る限り豊かにするがいい。 


親密さによって、愛によって、多くの人々に自分を開くことによって、あなたはさらに豊かになる。もしあなたが多くの人々と深い愛、深い友情、深い親密さで生きることが出来たら、あなたは正しく生きたことになる。そして、あなたがどこにいることになろうとも・・・あなたはそのアートを学んだのだ。あなたはそこで生きているかもしれない、それでも幸せに。 




 

瞑想なしに、生はない。瞑想を知り、生を知る。

どの瞬間にもフルに生き、愛し、笑うコツをご紹介します。

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