親密さへの恐れ<5>

ラーマ・プレム、あなたが自分の最大の恐怖に気づいているのはいいことだ。それが親密さという恐れだということに。それはあなたへの偉大な啓示、そして革命になり得る。あなたが内側を見て、自分が恥ずかしく感じているあらゆることを落とし始めたら・・・。そして、自分の本性をあるがままに受け容れるがいい。どうあるべきかではなく。私はどのような「べき」も教えない・・・あらゆる「べき」は人間のマインドを病気にする。 


人々は「在ること」の美を、自然の途方もない輝きを教えられるべきだ。これらの木々は、どのような十戒も知らない。鳥達は、どのような聖なる教典も知らない。自分の為に問題を創ってしまったのは人間だけだ。自分の本性を非難することで、あなたは分裂する。あなたは精神分裂症にかかる・・・しかも普通の人々だけではなく、マインドに対する人間の理解に偉大な貢献をした、ジグムント・フロイトのような地位についている人々ですら・・。 


彼の手法は精神分析だった。あなたは自分の中の無意識な全てに気づくべきだ、と。そしてその秘密とは、無意識な何かが意識しているマインドのもとに一度引き出されたら、それは蒸発するということだ。あなたはもっと綺麗に、もっと軽くなる。無意識が楽になればなるほど、あなたの意識は大きくなり続ける。そして無意識の範囲が縮めば縮むほど、意識の領域は拡大する。これは測り知れない真理だ。 


東洋は何千年もの間、それを知っていた。だが西洋へはジグムント・フロイトが紹介した・・・東洋と、その心理を何も知らずに。それは彼の個人的な貢献だった。だがあなた方は驚くだろうが、彼には精神分析を受ける用意が一度も出来ていなかった。精神分析の創始者は、一度も精神分析を受けなかった。 


彼の同僚達は、何度も何度も主張した。「あなたが私達に与えてくれた手法・・・私達はみな精神分析を受けました。なぜあなたは、自分は精神分析を受けるべきではないと言い張るのですか?」彼は言った。「そのことは忘れるがいい」彼は自分を露わにすることを恐れていた。彼は偉大な天才になっていた。自分を露わにすると、普通の人間に落ちてしまう。彼にも同じ恐怖、同じ欲望、同じ抑圧があった。 


彼は自分の夢については、決して話さなかった・・・彼は他人の夢を聴いただけだ。彼の同僚達は非常に驚いた。「あなたの夢を知ることは、偉大な貢献になるのです」だが彼は、精神分析家のカウチ(寝椅子)に横になり、自分の夢について話すことには決して同意しなかった。なぜなら彼の夢は、他の誰とも同じように普通だったからだ。それが恐怖だった。 





 

瞑想なしに、生はない。瞑想を知り、生を知る。

どの瞬間にもフルに生き、愛し、笑うコツをご紹介します。

0コメント

  • 1000 / 1000